壁と同化するように、わたしはそこに居た。
聞こえるのは、戦いの音。
AKUMAの笑い声。
そして、僅かに乱れた心音。


――否。わたしは、壁と同化しているのだ。
だから、わたしには何も出来ない。ひとり闘うアレンを護ることすらも。


アレンの剣型のイノセンスが、AKUMAの巨体を切り裂く。
その隙を突くように、別のAKUMAの音波系攻撃が、アレンを襲った。

「ぐあっ…頭が…割れるっ…!!」

アレンの表情が、苦悶の色に染まる。
別のAKUMAが、風の刃をアレンに向けて繰り出した。
アレンはそれを避け、横に大きく飛ぶ。

――アレン、上!!」
「!!」

わたしの声に、アレンは再び大きく横へ飛んでそれを避けた。
だけど、足に攻撃が掠めたのが見える。――氷の能力を持つAKUMAの攻撃。

「アレン!」
「…ッ…大丈夫、です…ッ! は動かないでください!」

言われて、なんとか踏み止まる。
…そうだ。この怪我は《物語》に於ける《運命》。
だけど、胸がじくじくと痛む。傷付く姿を見るたびに。

早く終わって、と。
願わずには、いられない。

『炎より熱いアイスファイヤ…少しでも触れる、肉を腐らせる。あっという間』
『切り裂こう、切り裂こう』
『ダメダメ、ボクのヴォイスで脳味噌を破壊した方が面白いよ』
「……」

トドメの刺し方で口論しながら、AKUMA達はジャンケンを始めた。
…なんか可愛いかもしれない。
でも、そんなものを悠長に待ってあげるほど、アレンはお人好しじゃなかった。

「……」

無言で、アレンは銃器型にイノセンスを変形させる。
そして盛大に弾丸を撃ち込んだ。

『『『ぎゃーっ!!』』』

悲鳴を上げながら、AKUMA達はそれぞれ床に転がった。
破壊されていないのは、さすがはレベル2と言うべきか。

『何すんだテメェっ!! ジャンケンの隙に攻撃するなんてヒキョーだぞ!!』
「そんなもん待つわけないでしょ。隙あらば撃つ!」

それは主人公の発言としてどうよ、アレン。
とは言え、わたしが同じ立場だったとしても、撃っただろうなぁ。

「「「エクソシスト、ブッ殺す!!」」」

AKUMA達が殺気立った。
もちろん、今までだってアレンを殺す気満々だったけれど。
アレンの表情に緊張がはしる。だけどわたしは、アレンとは別の種類の緊張で身体が強張った。

――待て』

響いた幼い声。
AKUMA達はピタリと動きを止めた。

『楽しそーだねェ。お前らぁ、イノセンス回収のこと忘れてねぇ~?』

口調は軽い。
ただ、その声音は命令し慣れた者の響きだった。
微かに、息を呑む。…わたしは、この声の主を知っている。

――戻れ』

その、幼いながらも威圧的な声。
わたしは反射的に発動を解いた。
その次の瞬間、3体のAKUMAが屋根を突き破って撤退していく。

わたしは、安堵の息を漏らした。
正直、これ以上はきつかった。何より、アレンが傷付く姿を見ていることしか出来ないのが。

「……」

違和感を感じる。
…わたしは、いつの間に、こんな風に思うようになった?

「…何なんだ…?」

呟いたアレンの声が、遠く聞こえる。
その声に、わたしの意識は引き戻された。
…そうだ。次の《物語》は、既に幕を開けている。



――遂に来たのだ。ノアの少女、ロード=キャメロットが。



File17 不幸な女のイノセンス




「アクマが退いた?」

消毒液を片手に、アレンの足の傷を看ていたリナリーが目を瞠った。
それに対して、アレンは素直に頷く。

「ええ。ちょっと様子が変でした。僕のこと殺す気満々だったのに。
 一応この辺り見回りましたけど。…いててッ」
「ティムキャンピー、つつかないで! 、治療をお願い」
「んー」

頷いて、わたしはアレンの傷口に触れる。
傷を塞ぐことは出来ても、失った血や入り込んだ毒物は、わたしにはどうにも出来ない。
だからリナリーが簡単な治療をして、わたしが傷を塞ぐ。…今まで、消毒にまで気が回ってなかった。

「でも、良かった。レベル2をひとりであんなに相手するのは、アレンくんにはまだ危険だもの。
 新しい銃刀器型の武器、体に負担がかかってまだあんまり長い時間、使えないんでしょう?」
「そうなんですよねー…結構体力つくってるんだけどなぁ」
「でもちょっと体大きくなったねェ」
「ホント!?」

…おいおい。なんだよ、仲良しだなふたりとも。
アレンも少し敬語じゃなくなってるし。…なにこれ、苛々する。

「…どうしたの、?」
「ナンデモアリマセンヨ」
「なんで片言なんですか?」
「なんでもねぇっつってんだろモヤシっ子」
「なんでリナリーの時と態度がそんなに違うんですか!」

アレンに言われたくない。
小さく息を吐いてから、わたしは自分を落ち着かせる。
………よし。大丈夫、平気平気。なんでわたしが苛々しなきゃいけないの。

「…まぁ、そんなことよりも」
「そんなことって」
「いいから。…ほら、あれ」

わたしが促すと、アレンはゆっくりと視線を動かした。
…時計を一心不乱に拭き続ける、ミランダさんに。

「…何してんですか、ミランダさん…」
「私達とアクマのこと説明してから、ずっとあそこで動かなくなっちゃったの…」

そりゃあ、自分が化け物に狙われてるなんて聞いたら、普通はああなるよなぁ。
震えながら時計を拭き続ける姿は、なんて言うか…ああ、うん、…暗い?

「私、ホントに何も知らないのよ…この街が勝手におかしくなったの。
 何で私が狙われなくちゃいけないの…? 私が何したってのよぉぉ~…もう嫌、何もかもがイヤぁぁ~」

疲れ切った表情で、ミランダさんはぶつぶつと呟いていた。
最後の方なんてもう、涙声になってる。

「く、暗い…」
「ずっとああなの」

困ったようにリナリーが呟くと、アレンは恐る恐るミランダさんに近づく。
そして、そっと躊躇いがちに声を掛けた。

「ミ、ミランダさん」
「私…は、何も出来ないもの!」

悲鳴に近い声で、ミランダさんはそう言った。
その声にあるのは本音と言うより、恐怖や不安がごちゃ混ぜになって吐き出された感がある。

「あなた達、凄い力持った人達なんでしょ!? だったらあなた達が、早くこの街を助けてよ!」
「はい」

なんの躊躇いも持たずに、アレンはそう応えて頷いた。
思わず、といった様子でミランダさんが振り返る。

「助けます。でも、そのためにはミランダさんの助けがいるんです。
 あなたは街の奇怪と何かで関係してる。僕達に手を貸してください」

自分もしゃがんで、アレンはミランダさんの視線を合わせた。
優しく微笑みながら語る言葉は、昂揚したミランダさんの心を落ち着かせるには充分だっただろう。

「明日に、戻りましょう」
「………」

アレンの言葉に、ミランダさんの表情に変化が現れた。
だけど、それとほぼ同時に、響く時計の針の音。
急に、座り込んでいたミランダさんがすくっと立ち上がった。

「ミ、ミランダさん?」

目を丸くするアレンには応えず、ミランダさんはそのまま機械的な動きでベッドへ向かう。
そして、なんの説明もなくベッドに入り、寝息を立て始めた。

「寝るんですか!?」
「何か様子が変ね…」

困惑するアレンに、リナリーは首を傾げながらそう呟いた。
――さて。そろそろですか。時計のイノセンス。

「アレンくん! !!」

不意に、リナリーが叫ぶ。
つられるように振り返ったわたし達は、それを見た。
――部屋中に無数に浮かび上がる、時計の盤を。

「な、何だコレ!?」
「まさか…」

驚くふたりとは対照的に、わたしは冷静だった。
『知っていた』のだから、当然と言えば当然のこと。
だからわたしは、そっと窓枠を掴んだ。

、これって…あの時計!?」
「…そうだね。ふたりとも、どこかに掴まって」

促すと、不思議そうにしながらもふたりは従ってくれる。
その直後、それは始まった。

時計の針が逆に回り出し、時計の盤に『時間』が吸い込まれていく。
――『今日』という『時間が』、すべて。

「今日の時間を吸ってるのか…?」

呟いたアレンに、わたしは小さく頷く。
そして、その『事実』を、告げた。

――あれは、イノセンスよ」


+++


その後、何事もなかったかのように朝は来た。
正しくは、時間が巻き戻ってしまったのだけれど。
なのでわたし達3人は、一晩経ったと言う認識がない。


「んー…滅茶苦茶不安定な感じだなー…やっぱ持ち主に影響されるのかなぁ」

ぺたぺたと時計に触りながら、わたしは首を捻った。
感覚的なものなので説明するのが難しいんだけど、わたしはイノセンスの声を聴ける。
もしかしたら、『声』と言うより『鼓動』に近いのかもしれない。
だけど今、ミランダさんの時計から感じるそれは、酷く不規則で不安定だった。

「持ち主であるミランダさんと、にしか触れない時計…
 さっきの時間の「巻き戻し」といい、やっぱりイノセンスに間違いなさそうですね」
「ほ、本当なの? この時計が街をおかしくしてるだなんて…」

そっと自分の時計に触れてから、ミランダさんはハッと顔を強張らせた。
そして振り返った時には、いったいどこから持ってきたのか、出刃包丁が一本。

「ま、まさか壊すとか…? 私の友を…」
「「「落ち着いて」」」

わたし達3人の声が、綺麗にハモった。
…本気で刺しそうだった、この人。怖い。怖過ぎる。

「でもミランダ。あなた、本当に心当たりはないの? 時計がこうなったのは、何か原因があるはずだわ。
 思い出してみて、本当の10月9日だった日のこと…」
「………」

リナリーの言葉に、ミランダさんはそれを思い出すように視線を彷徨わせる。
やがて、思い出したようにぽつり、ぽつりと語り出した。

「…あの日は…私、100回目の失業をした日で…。
 さすがに失業回数も3ケタになると、感傷もひとしおで…」

そしてミランダさんは、時計相手に愚痴ったと。
何もかもが嫌になって、「明日なんて来なくていい」――って。
話を聞き終えた後、部屋には一瞬の沈黙が流れた。

「…それじゃないの…?」
「え…?」

ミランダさんが首を傾げた。
…うん、まぁ、そうだろう。ミランダさんから見れば、時計は時計なわけだし。

「イノセンスがミランダさんの願望を叶えちゃったんですよ!」
「そ、そんな。私はただ愚痴ってただけで…大体、何で時計がそんなことするの!?」

狼狽えるミランダさんを見ていたリナリーが、ハッと気付いたように目を瞠った。
そして、半信半疑のままに、その言葉を口にする。

「ミランダ、あなたまさか…このイノセンスの、適合者…?」

言われた当人は、きょとんと目を瞬かせた。
逆に、驚いたのはアレンの方だ。

「えッ! ホントですか?」
「ミランダの願いに反応して奇怪を起こしてるなら、シンクロしてるのかもしれないわ。
 、どう思う? このイノセンスに触れただったら……」
「え? …うん、それは、まぁ…、時計の不安定な感じ、ミランダさんっぽいというか…」

ここではっきり言ってしまって良いものか。
正直迷う。支障がないと言えばないし、あると言えばある。

「なに? てきごうしゃって?」
「ミランダ、時計に奇怪を止めるように言ってみて!」

頭に疑問符をたくさん浮かべているミランダさんに、リナリーがそう告げる。
不思議そうに首を傾げながら、ミランダさんは素直に時計に触れた。

「時計よ時計よ、今すぐ時間を戻して~」

気のない『お願い』である。
わたしはこの結果を知っているせいで、苦笑しか出てこない。
…いや、リナリーとアレンが必死なのはわかってるさ。現に今も、速攻で飛んでいって新聞を開いてる。

「10月…9日…」

新聞に書かれた日付を確認して、ふたりは同時に力無く呟いた。

「「そっか…」」
「……」

…ああ、ほら、ふたりがそんなんじゃあ、ミランダさんが。
すっかりしょげ返って、風化しかけてるじゃないか。

「もう一度始めから考えて直してみよっか…」

…そう結論が出たのは、言うまでもない。


+++


そして三日後。
街は、34回目の10月9日を迎えた。



「…まさか3日で5件もクビになるとはね…」
「ミランダも頑張ってるのにね…その、ちょっと努力と結果が伴わないけど…」

…三日で五件は、「ちょっと」だろうか。
ある意味才能だと思うよ。何の役にも立たないけど。

「で、でもほら、今回の仕事先はアレンくんも一緒だし!
 アレンくんは人当たりが良いから、きっと上手くミランダの良さを引き出してくれるわよね!」
「あー、そうかもねー」

リナリーの必死のフォローには申し訳ないが、わたしは結末を知っているのだ。
どうしても、リナリーやアレンのように一生懸命にはなれない。

「もう…って、たまに冷めてるわよね…」
「対アレンの場合のみ限定でね」
「ホント。…喧嘩したいわけじゃないんでしょう?」

いきなり言われて、わたしは一瞬、顔をしかめた。
そりゃ、喧嘩なんかしたくないさ。したくないけど。

「…だって、なんか腹立つのよ」
「どうして?」
「リナリーやミランダさんに対しては、アレンは優しいじゃない」

口に出してみると、ますます腹が立ってくる。
そうだ。わたしは、あいつの態度が気に食わないんだ。
だから苛々するし、ムカムカするし。ああ、考えただけで怒りが沸き上がってくる。

「わたし相手だと、些細なことですぐ不機嫌になるのにさ。
 わたしが「わたし、何も出来ないもの!」なんて言ってみなさいよ、平手で殴られるね。絶対」
「…殴ったりはしないと思うけど…、それって、ヤキモチ?」
「はァ!?」

呆れたように言われて、わたしは思わず足を止めた。
そして、バッとリナリーの方へ向き直る。

「ないない、それは、ナイ!」
「でもそういう風にしか聞こえないんだけど…」
「勘違い! わたしはわたしを大事にしてくれる人が好きッ!」

自分でもわけのわからない啖呵を切って、わたしは肩で息をする。
そんなわたしに、リナリーは穏やかに微笑みながら、優しく言った。

「違うと思うよ、
「何が!」
「アレンくんが、にだけ態度が違うのはね。
 のことが嫌いだからじゃなくて、がアレンくんにとって特別だからよ」
「…はい?」

何を言ってるんですか、リナリーさん。
特別。特別ムカつく女? そう言えば第一印象「師匠にそっくり」とか言われたっけか。

「アレンくんは、の前では飾らない自分で居るのよ。
 きっと、が最初にアレンくんに言った言葉が、今でも残ってるね」
「………」
「ふたりとも素直じゃないから、上手く噛み合わないだけじゃないかな」

優しく言われて、わたしは言葉に詰まった。
素直じゃない。…そうなんだろうか。自分では結構、言いたいこと言ってるつもりなんだけど。

「多分アレンくんは、に飾った言葉を言いたくないのよ。
 でもは…たまには、女の子として扱って欲しいのよね?」
「……リナリーって、わたしとアレンをくっつけたいの?」

思わず、わたしは首を傾げながらそう訊ねた。
なんか、こう、前から思ってたんだけど。そういう風に聞こえるんだよね…。

「どうなのかしら? ただ、私はもアレンくんも好きだけど…、
 ふたりが一緒に居るところを見るのは、もっと好き。それだけよ?」
「う~…」

それはもう綺麗に微笑まれて、わたしは今度こそ言葉を失った。
いや、わかってるさ。リナリーには勝てないよ。だけど抵抗はしてしまうんだ。

「…でもさ、実はわたしが、例えばコムイさんが好きだとか言ったらどうすんの」
がお姉さんかぁ…それも良いわね。兄さんはあの通りの人だし」
「…冗談だよ!」
「本当になっても良いわよ?」
「歳が離れ過ぎだからッ!!」

10歳も歳が離れてたら、さすがにヤバイだろ! 主にコムイさんの立場が!
そう思って言い返したのに、リナリーは不思議そうに首を傾げた。

「たった10歳じゃない」
「え。リナリー歳の差大丈夫な人!?」
「本当に好きになったら、年齢なんて関係ないわよ。だってそうなんじゃない?」

…それは、まぁ。
どうなるかわかんないけど、好きだったら関係ないかも。

「だから、アレンくんより4歳年上、ってことを気にしなくて良いのよ」
「そっかー…って、待って! なんで話戻してんの!?」

結局そこに戻すの!?
思わずうっかり普通に返事返しちゃったじゃんか!!

狼狽えるわたしを見て何を思ったのか、リナリーは小さく笑った。
そう。どこか、悪戯っぽく。

「あ、。私、喉渇いちゃった」
「は!?」
「何か買ってきて?」
「え!?」

いきなり笑顔で何言っちゃってんの、このお嬢さんは!
パシリか! わたしはパシリ扱いか!!

「じゃあ、さっきのこと、アレンくんに言ってあげても良い?
 がアレンくんに冷たく当たるのは、年齢差を気にする複雑な乙女心なの、って」
「脅し!?」

笑顔で言われて、わたしは思わず顔を引きつらせた。
しかしリナリーはまったく意に介さず、満面の笑顔を崩さない。

「アレンくんとミランダの仕事先で待ってるからね!」
「ちょっとちょっとリナリーーーーーッ!!」

軽やかな足取りで立ち去ってしまったリナリーに、伸ばしたわたしの腕は虚しく空を掴む。
…ああ、なるほど。狙いはそっちか、リナリー。

「…よっぽど、わたしとアレンをくっつけたいんだなー…あれ…」

多分、わたしが何か飲み物を買って行ったら、「からの差し入れよ」とでも言ってアレンに渡す気だ。
………うわぁ、恥ずかしい。すっごい不思議そうな顔をするアレンの姿が見える!!
思わず、わたしは片手で顔を覆った。

「ねー、そこの黒いのぉ」

幼い声に呼び止められ、わたしはムッと顔をしかめた。
黒いの、って。なんて呼び方。せめてお姉さんとか、人間として認識出来る名称で呼んで欲しい。

「無視すんなよぉ、黒いのー」
「…ええと。黒いのってわたしデスカ…」

なんて躾のなってない子供だ。
渋々振り返って、わたしはその声の主を見る。

「………っ!」

瞬間、呼吸が止まるような錯覚を覚えた。
…嘘。嘘だ。どうして。

「へぇ…やっぱわかるんだぁ」

可憐、と言って良いだろうその少女は、少女が浮かべるにはあまりに歪な笑みを浮かべた。
わたしは、自分の顔から血の気が引いていくのを朧気に感じる。
そんなわたしに、彼女――ロード=キャメロットは、小さく首を傾げた。





――はじめまして、《イヴの娘》。会いたかったよ」






ノアの長子,ロード=キャメロット。接触。



To be continued?

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