――《運命》は、廻りだす。
カラカラと音を立て、糸車のように廻りだす。
数多の《物語》を紡ぎ続けた糸車は、
疲弊し、《偽りの物語》に成り果てた。
だからきっと、これが最後。

――応え。
応え、この呼び声に。
《世界の理》を壊す《イヴの娘》。
応え、何も持たぬ異界の娘。
応えば、汝に《物語》を与えよう。



――ふたつの神の力をその身に宿す、
《双黒の使徒》として。





扉は開かれた。
いざ、物語は始まらん。




To be continued?